東京訴訟第4回期日のご報告

16日(水),東京訴訟第4回期日が開かれました。
いつものように,1時間前から東京地裁前でビラ配り&入廷行動を行いました。
東京地裁103号法廷には,20人ほどの原告・代理人の他,学生や市民の方約40名が傍聴に駆けつけてくれました。
期日でのやりとりは添付のメモの通り,国が前回期日に出した求釈明に対する回答書面を,原告側が裁判所からの求釈明に対する回答書面を提出しました(いずれも添付)。
注目すべき点は,国が,
・給費制の根拠と規定である旧裁判所法の「給与」の意味は「職員の勤務に対する対価」ではない
・司法修習生は,職務を遂行することは予定されていないし,そのような権限は与えられていない。
としたところです。
国は,次回までに司法修習生の身分に関して求釈明に答える予定です。
また,原告側が,給費制代の修習制度から,給費制が憲法上の要請であることの主張の頭出しをする予定です。(具体的な主張は国の回答を待ってから行います)
期日後は弁護士会で報告集会を行い,応援に来てくれた学生や市民の方に対し,弁護団長の宇都宮先生が,
「この訴訟は,市民の応援が不可欠。昨日,偶然新橋駅で67期修習生の親御さんに呼び止められて,この訴訟を応援しているとエールをもらった。徐々に市民の理解は広がっているので頑張っていきましょう」と挨拶しました。
その後は,弁護士会の地下でみんなで景気付けに「カツ丼」を食べてました。
東京訴訟の次回期日は,
9月17日14時~ 103号法廷
です。
いよいよ,本格的な原告側の主張が始まります。
次回はもっと見所満載の法廷になりますので、ぜひ傍聴にご参加ください。
引き続きご協力よろしくお願い致します。

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