元「法律新聞」編集長の方がブログで私たちの訴訟のことを取り上げてくださっています。温かい目線の記事です。
http://kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-725.html
確かに、法律家の中でもこの訴訟に対して批判は多いです。信頼していた先輩から「こんな訴訟は馬鹿げている」と言われた時の絶望感は忘れられません。
また、一般の方はあまり関心を寄せてくださいません。弁護団内部でも「この問題は、一般の人には響かない。一般の人に広めようとするのは時間がかかるわりに効果があまりないので、法曹界に重点を置いて広めよう」という意見の方もいらっしゃいます。
本当に、色々な点で賛否両論がある訴訟です。私たちも、この訴訟は厳しい訴訟であり、場合によっては敗訴判決が貸与制を追認する形になることを重々承知しているつもりです。
でも、それでも私たちは貸与制でつらい想いをした同期がいたことや、後輩たちに同じ思いをさせたくないことから、訴訟を提起することを選択しました。訴訟も何もしないまま貸与制を受け容れることに問題を感じたのです。このブログは私たちのそういった想いも拾ってくださっていて、読んでいて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ただでさえ暑い季節なのに熱いくるしいことを書いてしまいすみません。次回はもっと軽やかな話題にしたいと思います!
(ブータ)