先日の検討会議で、佐々木座長がパブリックコメントの取りまとめ案を提出しました。
パブコメは約3000通あつまり、うち約2400通は給費制に関するものでした。給費制に関するパブコメの多くは、給費制復活を求めるものだったようです。
しかし、座長の取りまとめ案は、次のような内容でした。
・貸与制を前提とする
・引っ越し費用を支給する。和光の寮の抽選について、遠方の人に配慮をする
・修習専念義務を緩和する
なんと、前回の記事で書いた馬鹿げた内容が現実になってしまいました。修習専念義務を緩和して5時以降にアルバイトをできるようにしても、修習生は結局、就職活動や勉強会で忙しく、アルバイトなどとくにできません。ひいては修習の効果が上げられなくなるおそれがあります。
パブコメでは給費制に戻せという意見が多くあったはずなのに、それを取りまとめ案に全く反映させず、代わりに、ほとんど支持のない修習専念義務の緩和を持ち出すというのは、どういう神経なのでしょうか?
ひさびさに怒りにふるえました。
(ブータ)