地方の法科大学院の存在意義

静岡大学が島根大学と連携をするようです。http://www.ls.shizuoka.ac.jp/news/kiji/#20130823

いずれも地元密着型の法科大学院ですね。島根県弁護士会の法曹養成制度に関するパブリックコメントも主にそうした観点からの意見でした。http://www.shimaben.com/809.html

地方の法科大学院は、都市部の法科大学院に比べ、優秀な学生が集まりにくい傾向にあると思います。しかし、少人数教育によって、地域に貢献する法曹を育てることは、その地域にとって有益かつ重要なことです。合格率のみを引き合いにしてその法科大学院の価値を決めるべきではないと思います。

最近は、合格率が低迷する法科大学院は補助金を削減し、早期撤退を暗に促すという話が出ています。

しかし、合格率だけにとらわれない視点で、法科大学院の存在意義を探ることも重要ではないかと思います。

 

(ブータ)

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