法科大学院教育の意義

先日は今年の合格者(67期予定者)や現役の法科大学院生とお話する機会がありました。

合格者の方は法科大学院教育については否定的でした。法科大学院の授業では受験指導は行ってはならず、法科大学院の目的と実際の方法がかい離していることを指摘していました。授業よりも、大学院が提供するゼミ(有料)の方が受験に役に立ったとのことです。

他方で、現役の法科大学院生の方は、法科大学院の2、3年間の経験はムダではないとおっしゃっていました。先端的な授業や実務科目に触れることで、自分の興味関心を広げ、より豊かな法曹になる契機となりうるといった趣旨の発言をされていました。

もっとも、法科大学院は学費が高いので、法科大学院に通わなくても受験資格を得られるのなら(及び予備試験の合格率がもっと高いのなら)、法科大学院には行かずに済ませたいとおっしゃっていました。

やはり経済的な問題は大きいですね。給費制復活への期待も聞くことができ、こちらも励まされました。がんばります。

 

(ブータ)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>