新人歓迎会にて

新65期の弁護士は、昨年12月20日に弁護士登録をした人が多いです(就職難で未だ弁護士登録できていない元修習生がたくさんいることは問題です)。

12月20日に登録をした人、1月1日に登録をした人は、年明けから本格的に業務が開始します。

業務開始といっても、私は挨拶状を書いたり、事務所内のパソコン環境の整備だったりと本格的な業務開始はまだですが。

また、年明けは弁護士会や事務所と親交のある団体などの新年会が多数新人歓迎会が開催されます。

新人歓迎会では、新人による自己紹介の機会があるのですが、そこで私は新人弁護士の意気込み!と給費制問題について話しをしました。

給費制問題の深刻さについて知らない方も多く、挨拶の後には、今の司法修習生の窮状について多くの質問を受けました。

ベテランの弁護士の先生と給費制問題について話しをしているときに、司法と政治の関係について実務経験に裏打ちされたアドバイスをいただきました。

私は、「政治がダメなら司法が最後の人権の砦として頑張らなければならない」と言ったのですが、ベテラン弁護士は、「政治で失ったことを司法で取り戻すことは難しい。だから、政治も変えていかなければならない」と返してくれました。

私は、酔いに任せて(生意気にも!!)、「政治が大事なら司法の世界ではなく、政治家になったらいいんじゃないですか?」と返しました。

そうしたら、ベテランの先生は、「司法は大事なのは間違いのないことで、君の言うように政治がダメだと切り捨てるのではなくて、ダメな政治を良い政治に変えていけば、司法は◎、政治×と対立するものではなくなるんだよ」とやさしく返してくれました。

法律家は、相手を尊重する気持ちさえ持っていれば、上下関係なく本音で何でも議論できるところが良いなと思いました。

各地の新人歓迎会で給費制訴訟の原告・代理人就任のお願いがまわっています。

ご協力お願いします☆

(まっきー)

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