最近、中規模の弁護士会の地域で弁護士をしている先生とお話する機会がありました。
その地域では、66期の修習生1名が「これ以上、修習をしていても展望が見えない」と言い、修習の途中で修習生を辞めてしまったそうです。その背景には、就職難や弁護士になってから稼いでいくことの大変さがあるようです。
また、その地域には、司法試験には受かり、66期になるはずだったが、修習に行かずにマスコミに就職したという人が赴任してきているそうです。その方は司法記者になっているので、法廷で、本来同期になるはずだった修習生たちとともに(座る席の位置は違いますが)裁判傍聴をしているとのことです。
私は新65期で66期と1年しか違いませんが、私の頃はこういう事態はありませんでした。どんどん制度がこれまでと違う方向に行っているなと感じました。
(ブータ)