そろそろ

パブリックコメントも〆切ですね。

私は集めたパブコメを明後日にまとめて発送する予定です。

5月13日までなので、みなさん、最後の追い込み(?)がんばりましょう!!

 

(ブータ)

友人と話して思ったこと

給費制の問題に取り組んで来た友人が、最近、「給費制の問題よりも、クレサラ問題や貧困問題に取り組むべきではないかと思った」と言いました。どうやら、事件で生活に困っている人と接するうちに、こちらの問題の方が緊急性もあるし、重要ではないかと思ったようです。

確かに、貧困問題は社会のあり方に直結し、とても重要です。他方で、貸与制のもとでは司法修習生は貸与金をもらえるため、一見、満足に生活することができており、困っているようには見えません(もちろん、諸事情により、貸与を受けられない方もいらっしゃいます。)。

しかし、給費制の問題も、別の側面から見ると他にない重要性を持っています。

給費制が廃止され、法律家が困窮するようになってしまうと、将来、人権課題に取り組む弁護士が減るおそれがあります。私たちは、給費制を復活させることで、将来、市民のために働く法律家が減らないように頑張っています。

そういう観点から見ると、給費制の活動は、将来の人材育成を目的としているといえます。そして、給費制の復活により、貧困問題をはじめとする多くの人権課題に取り組む弁護士を確保することができます。

・・・こういう話をしたら、友人は今後も一緒にがんばろうと言ってくれました^^めでたし。

 

(ブータ)

最高裁への届け出

だいぶ日が空いてしまい、すみません。

最近、かなり大事なことが判明しました。

修習中、貸与を受けた方は、返済終了まで毎年4月1日時点での住所を記載し、4月30日までに最高裁判所へ住所等届出書を提出する必要があるようです。
 
最高裁のHPに詳細が載っています。
このHPには、届け出がないと「期限の利益を喪失する」と書いてありますね。つまり、それまでは貸与を受けた約300万円を分割払いすることになっていたのが、一気に残額を全て支払わなければならなくなるということです。
返済する側からしたら、これは超重大なことです!
しかも、11月に、二回試験が終わった時に紙が配るという形でこのことを告知されました。
ところが、あのハードな二回試験が終わって疲労と緊張でフラフラになっている時に告知されても、なかなか覚えている人は少ないと思います。
これだけ大事な内容なのですから、最高裁も一人一人に手紙を送る等して対処するべきではないでしょうか。
何だか貸与を受けた修習生が最高裁に適当に扱われている気がして、怒りと悲しみでいっぱいです。
(ブータ)

今日からパブコメが始まりました!!!!!

今日から法曹養成制度に関するパブリックコメントが始まりました。

期限は5月13日までです。

どしどし広めてたくさん集めていきましょう^^

「法曹養成制度検討会議・中間的取りまとめ」について(意見募集)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=300070017&Mode=0

案件番号 300070017
定めようとする命令等の題名 -
根拠法令項 -
行政手続法に基づく手続であるか否か 任意の意見募集
所管府省・部局名等(問合せ先) 法務省大臣官房司法法制部司法法制課 電話03-3580-4111(内線2384)

案の公示日 2013年04月12日
意見・情報受付開始日 2013年04月12日
意見・情報受付締切日 2013年05月13日
意見提出が30日未満の場合その理由 -

関連情報
意見公募要領(提出先を含む)、命令等の案
意見公募要領
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000099546
中間的取りまとめ
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000099547
給費制は第3、1、(3)に書いてあります。

よろしくお願いします!!!

 

(ブータ)

本日、検討会議が開催されました

本日の午前中に検討会議が開催されました。

前回、座長が、今までの議論のあまり反映されていないとりまとめ案を出しましたが、今回はそれに対して、複数の委員が「ちゃんととりまとめを作って!」「給費制を復活させて!」という意見を出しています。

以下にリンクをはります。

http://www.moj.go.jp/housei/shihouseido/housei10_00025.html

注目してほしいのは,国分委員,田島委員,和田委員から
提出された意見書です。力強い,給費制復活を求める意見が
記載されています。

でも、結論は貸与制です。数の力って悲しいですね。でもでも、ここまで頑張ってくれる委員がいるのは嬉しいことです。

 

(ブータ)

 

東京の原告の顔合わせを行いました!

4月5日土曜日に、東京の原告の顔合わせを行いました!

東京では初めての顔合わせです。今までの他の地域では原告の顔合わせが行われていたのですが、東京は大所帯だったり、全体の事務の運営で忙しかったりしたので、今まで顔合わせをできていませんでした。

何度も会っているメンバーだけになったらどうしよう・・・と思っていたのですが、はじめての人も来てくれてうれしかったです!

新65期で来た人は10名未満でしたが、宇都宮健児弁護団長やほかの先輩弁護士も来てくれて楽しい会になりました。

自己紹介を15分くらい行い、事務局長から現状の説明を10分くらい行い、それからすぐにお昼(中華)を食べに行きました。話し合いよりもお昼を食べてる時間の方が長かったような・・・

楽しかったし、仲良くなれたので、また顔合わせをやりたいと思います。

 

(ブータ)

法曹養成制度検討会議でのやりとり

3月27日に法曹養成制度検討会議が開かれ、そこで、中間とりまとめ案などについて議論がおこなわれたようです。

中間取りまとめ案については前回の投稿を参照してください。

会議の場で、一部の委員が、改めて給費制を復活させるべきだとか、中間取りまとめに書かれている「経済的支援」や「不均衡」の内容をもっと具体的に書いてほしいとか主張したそうです。

特に、丸島委員は、修習専念義務を緩めるよりも、修習生がどういう存在で何をやっているのかに照らして、給費を与えるべきだといったことを述べられたようです。

しかし、井上委員は「前に議論したじゃないか」と一蹴したようです。又聞きした情報なので不正確かもしれませんが。

 

私は給費制の問題についてはちゃんと議論が尽くされていないと思うので、井上委員の言っていることには納得できません。他方で、丸島委員のいうように、修習生がどういう存在であり、給費をあたえる意義は何なのかについてももっと議論をしてほしかったと思います。

また、あれだけ日弁連やビギナーズが実態を示す資料を出しても、中間取りまとめに「不均衡」という抽象的な文字しか示されないのは、とても残念ですし、悔しいことです。

この悔しさをバネにして、訴訟の準備やパブコメをがんばろうと思います。

 

(ブータ)

検討会議中間とりまとめと今後の予定

昨日午後、第11回検討会議で、「中間的取りまとめ(案)」が発表されました。
法務省のHPから見ることができます。
http://www.moj.go.jp/content/000109442.pdf
給費制との関係では第3の1(3)10頁から11頁に記載があります。 給費制だけちょっと内容が薄いというか、トーンが控えめなかんじがしないでもない内容です。

これまでの10回に及ぶ検討会議の議論状況をふまえ、座長が取りまとめた「案」ですが、これからあまり大きな変更はないまま、4月9日の「中間的取りまとめ」が完成するものと予想されます。

予想される今後のスケジュールは、
1.3月27日「中間的取りまとめ(案)」発表
2.4月9日  第12回検討会議
「中間的取りまとめ」の最終的な詰め
3.4月中旬頃~5月初旬? パブコメ
4.~6月末頃? 「最終取りまとめ」
5.~8月2日 閣僚会議が「一定の結論」を示す。
ということになりそうです。

ひとまず、パブコメを色々な人に書いてもらう必要がありますね!がんばりましょう。

 

(ブータ)

もうすぐパブコメが始まります!

4月半ばから、これまでの法曹養成制度検討会議の議論に対して、広く国民の意見を募集するパブリックコメントが実施されます。これは誰でも参加できるものなので、ぜひみなさん「貸与制は困る」とか「引っ越し代や住居費を出せ」などの意見を書いて送りましょう♪どんな方法でやるのかは4月9日までに発表される予定なので、発表されたらこのブログかホームページのトップ画面に載せますね。

一般に、パブリックコメントは多く行われているようですが、100以上集まれば多い方らしいです。

たくさん集めて検討会議にインパクトを与えたいですね。

また進展がありましたら、ブログに載せます。

(ブータ)

宮崎日日新聞の記事

先日、宮崎日日新聞という、宮崎県の地元新聞が司法制度に関する記事を書いてくれました。

この記事にあるように、弁護士の仕事はあまり魅力のないものになってきているのかもしれません。

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=52345&catid=506&blogid=16

話は変わりますが、修習中に行った宮崎の裁判所はとても南国情緒がただよっていて、良かったです。

 

(ブータ)